みらいえーる 〜移住と育児と場づくりと〜

2歳児を育てるアラフォー移住女子「かなママ」が、こどもとおとなが育ち合う場づくりを目指して、徒然なる日常を綴ります

保育士ライセンス

 私は保育士として10年以上の職歴がありますが、保育園の勤務経験は2年足らずで、大学を卒業して勤めた職場は児童養護施設で、実親と暮らせない事情の子どもたちが生活する「おうち」で働いていました。結婚してからは、子ども家庭支援センターで地域に乳幼児の親子が集えるひろばを創る仕事をしたり、総合病院やこども病院で入院中の子どもたちを、遊びを通じて心のケアをする仕事をしてきて、どの仕事にも誇りとやりがいを感じてきました。保育士が対象とするのは乳幼児だけではなく、0才から18歳までの子どもたちと、その親の子育て支援を担う、幅広い仕事です。

 保育士資格は、専門学校や大学などの養成施設を卒業する方法と、国家試験で取得する方法があり、私は働きながら国家試験で取得しました。保育園での勤務経験は長いけれど、保育士資格はチャレンジ中ですという方も少なくなく、実際に子どもたちと関わる上では、形だけの資格よりも経験がモノを言う場面が少なからずあるのも事実ではありますが、経験値に更にライセンスという付加価値が加われれば、待遇面の問題だけでなく、親子ともども信頼感、安心感の向上や、働く人にとっての自信にも繋がるという意味で、私に出来ることがあれば応援していきたいなと思っています。