みらいえーる 〜移住と育児と場づくりと〜

2歳児を育てるアラフォー移住女子「かなママ」が、こどもとおとなが育ち合う場づくりを目指して、徒然なる日常を綴ります

1歳児の母子分離

 9月から受講している地域づくり塾も早いもので残すところあと2回。自治会町内会の会長さんや、シニア層の方、子育て中の同世代の方、ケアプラザの職員さんなど、あらゆる立場の人たちが想いを実現するために学ぶ貴重な学びの機会。

 今日は娘とほぼ同月齢の男の子が講座の託児で初めて一緒になり、いろいろな所に預けられ慣れているはずの娘ですが、初めての場所、保育者さん、お友達という環境に、部屋に入るなり状況を察して、お気に入りの絵本やおもちゃを出しても見向きもせず、私の膝にうずくまって不満げな顔。離れた瞬間泣き出し、男の子とともに2人で20分は泣き続けたそうですが、その後は機嫌を取りなおして2時間遊べたそうで、休憩時間中にチラッと覗いた時には大丈夫そうだったのでそのままそっとしておきました。

 新入園の1歳児クラスで働いていた頃、4月中は地獄絵図のように全員泣き通しだったことを思い出しますが、ちょうど子どもも分かってくる頃で、親子共に切なさ倍増。「激戦の1歳児」枠は、母子分離そのものもなかなか難しくなる時期でもあります。

そうはいっても子どもの順応性は高いので、親がどっしり構えていれば、ちゃんと環境に慣れて楽しく遊べるので、子どもを信じて、家庭での甘えられる環境と、ちょっとよそ行きの顔をしながら家族以外との関わりを経験できる環境、どちらも大事にしていきたいところです。