東日本大震災から8年、穏やかな晴天の福岡で、娘の予防接種を待つ小児科の駐車場で1分間の黙祷し、あの頃の日々を振り返っていました。高速バスで毎週のように被災地を行き来し、避難所や仮設住宅での子どもたちの遊び場作りのボランティアに没頭していた頃の記憶は年々遠ざかり、ニュースで、被災地で追悼の風船が飛ぶ映像を見て、震災を知らない世代の娘が無邪気に「ふーせんふーせん」とはしゃぐ姿に、当たり前の日常の尊さを改めてかみしめています。過去の痛みや教訓を忘れないでいることで、未来への備えと希望に繋げていきたいところです。