みらいえーる 〜移住と育児と場づくりと〜

2歳児を育てるアラフォー移住女子「かなママ」が、こどもとおとなが育ち合う場づくりを目指して、徒然なる日常を綴ります

つながる絆

 みらいえーるの事業計画にはまだ反映させていないのですが、私の中には「こどもと働く力を磨く」の他にも欠かせない軸があります。

 中学時代からの目標だった養護教諭(保健室の先生)を目指して学んでいた大学時代、車いすの子どもたちと約1週間生活を共にするキャンプのボランティアで初めて障がいのある子どもたちと接して、いい成績を取るとか、受験戦争に勝つとか、安定した就職をして税金を納める大人になるとか、それまで教育されてきた価値観が、重い障がいのある子どもが笑ってくれるだけで周りが優しくなれるとか、頼りにされることで自信を持てるとか、得意不得意は人それぞれで、「みんな違って、みんないい」という価値観につながるきっかけとなりました。そこから社会福祉学部編入したり、児童養護施設やこども病院といったフィールドで仕事をしたり、社会人講座などで学ぶ中で得られた仲間が多くいます。

 今日は、病気や障がいで医療と関わる子どもたちを、遊びを使って支援する専門職「ホスピタルプレイスペシャリスト養成講座」の修了生として久々に勉強会に参加し、今一度原点に立ち返るとともに、明日の卒業プレゼンに臨む勇気をもらってきました。

 一歩進んで二歩下がる時が続いても、とにかく前進あるのみ!